資産形成を始める第一歩として、多くの人が悩むのが「どの証券会社を使えばいいのか?」という点です。特に、これから新NISAや長期投資に取り組もうと考えている30代・40代の方にとって、証券会社選びは非常に重要なテーマといえます。
本記事では、私自身が「楽天証券」と「SBI証券」の両方を実際に使って運用している経験をもとに、それぞれの特徴、違い、メリット・デメリットを徹底的に解説します。結論からお伝えすると、
楽天証券でもSBI証券でも、どちらを選んでも大丈夫!
大切なのは、自分のライフスタイルやポイント活用に合った証券会社を選ぶことです。それでは詳しく見ていきましょう。
ネット証券の魅力とは?店舗型との違いも含めて解説
証券会社には大きく分けて「店舗型証券会社」と「ネット証券会社」があります。これから資産運用を始める方には、断然ネット証券がおすすめです。
その理由は以下の通りです:
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手数料が安い:店舗を持たない分、コストを抑えており、手数料が圧倒的に低水準。
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取引が24時間可能:スマホやPCからいつでも資産状況をチェックできる柔軟性。
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情報が豊富でスピーディ:リアルタイムのチャートやニュース、銘柄情報が充実。
その中でも楽天証券とSBI証券は、実績・サービスともにトップクラスの存在です。
楽天証券とSBI証券の基本比較
項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
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口座数(2025年現在) | 約1,200万口座 | 約1,400万口座 |
ポイント連携 | 楽天ポイント | Vポイント |
銀行連携 | 楽天銀行と連携で利便性アップ | SBIネット銀行との連携でハイブリッド預金可能 |
投資信託の取扱本数 | 約2,700本 | 約2,700本 |
スマホアプリの使いやすさ | シンプルで直感的な設計 | 情報量豊富で多機能型 |
クレカ積立対応 | 楽天カード対応 | 三井住友カード対応 |
NISA対応 | 対応済み | 対応済み |
楽天証券を使って感じた魅力とおすすめポイント
私が最初に開設したのは楽天証券の口座でした。初心者にも優しい画面設計と操作性の高さが魅力で、投資の知識が浅かった当時でも安心して使うことができました。
特にスマホアプリのUIは、必要な情報がシンプルにまとまっていて、損益の確認や購入操作がスムーズに行えます。
さらに、楽天経済圏との連携が強力で、楽天カードや楽天市場で貯めた楽天ポイントをそのまま投資に活用できる点は、投資初心者にとって非常に嬉しいポイントです。
楽天証券はこんな人におすすめ
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楽天ポイントを日常的に使っている方
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楽天銀行や楽天カードを利用している方
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投資をこれから始める初心者の方
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シンプルで使いやすいアプリを重視する方
SBI証券を使って感じた魅力とおすすめポイント
楽天証券を使い始めてしばらくした後、私はSBI証券の口座も開設しました。理由は、普段から使っているVポイントを投資に使えるからです。
また、SBI証券はSBIネット銀行との連携により「ハイブリッド預金」が利用できる点が大きな魅力です。証券口座と預金口座が一体化されているような感覚で、資金の移動がとてもスムーズです。
さらに、三井住友カードを使ったクレカ積立でVポイントが貯まるという特典もあります。投資と日常生活の支払いを連動させて、効率よくポイントを得たい方には非常に相性が良いでしょう。
SBI証券は外国株やiDeCo、ETFなどの選択肢も豊富で、中長期投資を本格的に始めたい人にとって、非常に頼れる存在です。
SBI証券はこんな人におすすめ
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Vポイントをメインで利用している方
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三井住友カードを愛用している方
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SBIネット銀行を利用している方
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外国株やiDeCoにも興味がある方
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情報量の多さや分析ツールの豊富さを求める方
両方使って分かった!私の使い分け方とNISA制度の活用法
現在、私は楽天証券とSBI証券の両方を活用しています。
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楽天証券は「画面の見やすさ」と「楽天ポイントの活用」が魅力で、気軽な日常投資に最適。
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SBI証券は「ポイント効率の良さ」と「高機能な取引環境」が特徴で、メインの資産運用に適しています。
さらに、新NISA制度では、NISA口座を年単位で変更可能というルールがあります。つまり、最初に選んだ証券会社が合わなければ、翌年には別の会社に乗り換えることができます。
ただし、すでにNISA枠で購入した商品は他社に移管できないという点は要注意です。そのため、実際に使ってみて比較することはとても有効です。
まとめ:迷ったら始めてみよう。どちらでも安心して使えます
楽天証券とSBI証券のどちらを選ぶべきかは、ポイントの種類や普段使っている金融サービスによって決めるのがベストです。
私は両方の口座を使っていることで、それぞれの強みを最大限活用できています。どちらも優れたネット証券であり、資産形成を始めるうえで十分な機能を備えています。
大切なのは、「どちらを選ぶか」で立ち止まることではなく、一歩踏み出して投資を始めることです。実際に使ってみることで、自分に合った証券会社がきっと見えてきます。
迷っているなら、まずは少額からでも口座を開設してみましょう。未来の豊かな人生に向けて、今すぐ動き出してみてください。